読売新聞によれば、開会宣言の原案を作成したのは組織委員会。天皇陛下は変更を加えず、そのまま読み上げられた。宮内庁によれば、組織委員会は開会式に使われる英語による五輪憲章を訳す際に、コロナ禍で多くの人が苦しんでいる状況を踏まえ、「celebrating」の部分を「祝う」ではなく「記念する」と訳すことで配慮を示した。
天皇陛下は同日、開会式に先立ち、開会式に出席予定で訪日中の各国の首脳らと皇居で面会され、英語で挨拶を述べられている。天皇陛下はその際に、新型コロナウイルスのパンデミックにも触れ、この感染症の試練を乗り越えるためには、我々が心を一つにすることが重要であると呼びかけられていた。
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