この錠剤は、人工的につくった小さな分子NAD+で、民間人及び軍人向けの栄養補助薬となる。なお生産者は、この錠剤は薬ではなく、栄養補助食品だと主張している。
NAD+は、体の持久力を高め、傷の治りを早めるとみられているほか、神経変性を遅らせ、心臓の保護を強化し、反応を改善すると考えられている。
SOCOMのティム・ホーキンス報道官によると、前臨床試験はすでに完了しており、それに続く臨床試験は2022年に開始される。ホーキンス氏は、NAD+の開発に2018年から280万ドル(約3億956万円)が費やされたと指摘した。
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