ナミョトキン氏は「国際金融協会(IIF)と経済協力開発機構(OECD)の情報によると、2020年の世界全体の政府債務残高の対GDP比は105%となった」と指摘し、「主に先進国で最高水準の債務残高がみられており、日本は234%、英国は144%、米国は160%、ユーロ圏は120.4%だ」と述べた。
ナミョトキン氏はまた、新型コロナのパンデミックを背景とした経済支援策が、一連の国でインフレ率の上昇を引き起こしたと指摘した。米国では消費者物価指数が5.4%上昇し、過去13年間で最大の伸び率となった。
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