新型コロナウイルス

COVID-19の感染の初期症状とワクチン接種の副反応はどこがちがうか 英研究者

英国の研究者らがCOVID-19の感染の初期症状と英国で承認されている4種のワクチンの副反応を比較分析した。その結果はmedRxiv.org.に掲載された。
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研究が最も注視していたのは英国が承認した1種類のワクチン。そのうちファイザーとモデルナのワクチンは伝令RNAワクチンで、アストラゼネカとヤンセンファーマはアデノウィルスのベクターを使用している。

コロナのしつこい症状 どれくらい長く残るのか
分析の結果、ワクチン接種後でもCOVID-19の感染の初期症状としてみられるのが頭痛、筋肉痛、発熱で、これはワクチンを接種した人の76%にみられたことがわかった。年齢が若くなるとこれよりも多い、83%の人が接種後に同じ症状に悩まされていた。

ワクチン接種と実際の感染の間の症状の違いは、ワクチンの場合、3日後にこれらの症状は消えるものの、感染した場合は逆に症状が重症化しはじめ、感染7日目にピークに達する。また感染した場合はのどの痛みもますます悪化し、くしゃみや声がれが始まる。

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