米IBMが開発した「Quantum System One」はゲート型と呼ばれる最新の量子コンピュータ。神奈川県川崎市の施設に設置された。米国以外に設置されるのはドイツに次いで2例目で、アジアでは初。
量子コンピュータは、スーパーコンピュータで1万年かかる計算を数分で行う能力を有している。次世代の戦略物資として開発と応用の重要性が指摘されており、この量子コンピュータは、東京大学が使用権を持ち、実用化を目指してきた団体に加盟する国内の金融機関や自動車メーカー、化学メーカーなどと共同で使用しながら、利用方法を検討する。
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