新型コロナウイルス

金正恩氏、コロナ危機と朝鮮戦争中の状況を比較

北朝鮮の金正恩総書記は、朝鮮戦争休戦協定締結68年と同時に開催された全国老兵大会に出席し、新型コロナウイルスの感染拡大により北朝鮮が直面している困難は、戦時中に匹敵すると述べた。28日、朝鮮中央通信が報じた。
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金氏は「今日、我々は前例のない世界的な保健危機や長期的な封鎖による困難や障害に直面しており、戦争中に劣らない試練となっている」と語った。

また、金氏は、戦争に勝利した世代の伝統を継承し、国をさらなる繁栄に導くべきだと強調した。

北朝鮮は朝鮮戦争(1950~53年)の休戦協定締結日(7月27日)を祝日に定めている。

金正恩総書記が専用ヨットで旅行を楽しんでいる間に、市民は飢餓と新型コロナに苦しむ

北朝鮮は、パンデミックの開始以来、新型コロナウイルスの感染者は1人も確認されていないと主張している。一方で、2020年1月からは新型コロナ対応として国境を封鎖し、それにより貿易が停止している。

こうしたなか、韓国大統領府は27日、2020年に遮断された韓国・北朝鮮間の通信回線が、南北首脳の合意により復旧したと発表した。

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