国連 地球を脅かす大量の小惑星について警告

人類は、地球を横切る大型の小惑星や彗星の約40%しか認識していない。国連宇宙空間平和利用委員会の科学技術小委員会がウェブサイトで発表した。その報告によると、人類はこれまでに2万5000個超の小惑星や彗星を把握しているという。
この記事をSputnikで読む

超高層ビルの高さに匹敵するサイズの小惑星 8月に地球に接近
報告書には、「重要な地球近傍天体(彗星、小惑星など)の約40%しか確認されていないと推定している」と記されている。

報告書によると、2020年には、世界40カ国以上に設置された天文台のネットワークには約3950件の小惑星や彗星の観察記録が集まったという。研究者は2021年4月17日の時点で、2万5647個の地球近傍天体を把握している。2020年に発見した地球近傍天体は2959個で、これは過去最多となる。

米航空宇宙局(NASA)は以前、人類が地球に飛来する小惑星を撃墜するのにかかる時間を計算した。専門家らは、脅威となる小惑星が地球から5600万キロ超の距離にある状況をシミュレートし、発見から6カ月後に地球に衝突すると推定している。インサイダーが報じた。

関連ニュース

コメント