アラスカ沖地震 M8.2 1964年以来最大

29日にアラスカ沖で観測された地震は、1964年以来の北米最大のものとなった。29日に地震専門家の話をもとにCBCニュースが報じた。
この記事をSputnikで読む

報道によると、地震の規模はマグニチュード8.2。その後は余震が頻繁に続いた。米国地質調査所の情報によると、最も被害が大きいのはアンカレッジ市で、地震後の津波もアラスカ沖の4か所で確認されており、最も高いところで波は20センチメートルに達した。崩壊や死傷者についての情報は入ってきていない。

地上最古の生物が発見
これまで北米大陸では、アラスカ大地震と呼ばれる1964年に発生した地震が最大とされている。クック湾沿岸のアラスカ州中央部から南にある、アラスカ最大の都市で発生。規模はマグニチュード9.2で、これまで観測された世界史上2番目に大きなものとして記録されている。当時の地震で9人が死亡し、地震後に南極にも到達した津波により131人の命が奪われた。

アラスカはいわゆる太平洋火山帯に位置し、アラスカ半島から南カリフォルニアまでの火山帯全体が活発な火山地域となっている。

コメント