実験棟「ナウカ」は宇宙船「プロトンM」に載せられ、7月21日、バイコヌール宇宙船発射基地より打ち上げられていた。ナウカはピアースに代わって使用される。ピアースは3日前にISSとのドッキングを外されており、その後、太平洋上に落下している。
ナウカのISSとのドッキングは2007年に予定されていたものの、毎年、準備不足を理由に先送りされてきた。
ナウカは総重量20トン、全長13メートル、直径は4メートルでこのドッキングでクルーらの生活空間は1.5倍に拡大され、実験を行う可能性は数倍も広がると期待されている。
NASAのロバート・カバナ長官補佐は記者会見で「ロシアの同僚らを祝したい」と語っている。
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