当局は、新型コロナウイルス感染者が検出された武漢市でロックダウンを実施した。市内では学校や教育機関での授業が停止し、地下鉄ではマスクの着用義務や体温測定などの予防対策が強化され、多くの駅が閉鎖されている。
また、当局は教師や生徒・学生へのワクチン接種を迅速に行うようにしている。
中国国家衛生健康委員会は2日、中国での新型コロナウイルスの感染拡大はまだ食い止められていないとの考えを示した。専門家らは、感染者数の増加は「デルタ株(インド型変異株)」のまん延によるものとみている。
武漢市の住民を対象とした集団検査は、これで2回目となる。1回目は、3ヶ月前の5月。