新型コロナウイルス

WHOが新型コロナの「デルタ株」と英国で発生した変異種の感染力を比較

新型コロナウイルスの「デルタ株」は英国で発生した変異種より感染力が50%高い。4日、世界保健機関(WHO)のロシア代表メリタ・ヴィナビッチ氏が発表した。
この記事をSputnikで読む

テレビ局「ロシア1」のインタビューで同氏は、「英国ではじめて発見された『アルファ株』に注目した場合、『デルタ株』の感染力は50%高くなる」と指摘した。

デルタ株が武漢に現れた 感染源となった南京空港に大きな懸念=フランス24
同氏によれば、WHOは「ラムダ株」はさらに感染力が強いかについて研究を行っているという。

同氏は、「もっとも重要なことは今ウイルスの感染を止めること。それは、人から人へウイルスが感染する度にウイルスが変異し、新しい菌株を発生させるからだ」と強調した。

この日、上海のウイルス学者グループの責任者である張文宏教授は、コロナウイルス感染症の新しい株「デルタ」は、今日もっとも蔓延しているウイルスの1つであり、急速な感染とより高いウイルス量を特徴とするが、これに対するワクチン接種は効果的と語った。同教授によれば、インド株は徐々に世界で広がったという。

新型コロナウイルスのインド変異株「デルタ」は3月にマハーラーシュトラ州で発見された

関連ニュース


スプートニクは新型コロナウイルスに関する信憑性の高い最新情報 をお届けしています。特設ページをご覧ください。

コメント