新型コロナウイルス

デルタ株は妊婦にとって危険=専門家 新型コロナ

ユトレヒト大学医療センター(オランダ)の産科教授、キティ・ブルーメンカンプ氏は、新型コロナウイルスの変異株「デルタ株」について、妊婦にとって他の株よりも危険だとの見方を示している。
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ブルーメンカンプ氏によると、オランダではデルタ株の感染拡大に伴い、新型コロナウイルスの以前の株が流行していた時よりも、妊婦の入院が増えている。また重症化したという。

WHOが新型コロナの「デルタ株」と英国で発生した変異種の感染力を比較
ブルーメンカンプ氏は、妊婦が集中治療室で人工呼吸器を使用している場合、早産となる危険性があると述べている。

同氏は、妊娠経過が順調な妊婦が新型コロナウイルスに感染した場合、体調が突然、急速に悪化するため、人工呼吸器を使用することになると説明している。

新型コロナウイルスの変異株B.1.617系統は、2020年10月にインドで最初に確認され、その後、スパイクタンパク質のいくつかの変異とさまざまな国での伝播性が異なるB.1.617.1、B.1.617.2(「デルタ株」)、B.1.617.3の3つの亜種が発見された。

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