日本 子ども向けの防衛白書を公開

日本の防衛省は、小中学生向けの防衛白書である「はじめての防衛白書」を16日、インターネット上で公開した。
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子ども向けの防衛白書には、カラフルなイラストが使用され、内容も子どもが理解しやすいように平易な表現で説明されている。また、それぞれのトピックは、オリジナルの防衛白書の内容を引用したものとなっている。ロシアに関するセクションでは、「日本の固有の領土である北方領土(日本では南クリル諸島を北方領土と呼んでいる)にロシア軍を駐留させており、その活動を活発化させています」と記されており、これはオリジナルの防衛白書の文言とほぼ同じものとなっている。

また、子ども向けの防衛白書では、北朝鮮の核ミサイルの脅威や、中国の軍事力強化、サイバー攻撃などの喫緊の安全保障問題も取り上げられている。

日本の防衛省は7月13日、2021年版の防衛白書を発表した。子ども向けの防衛白書は、今回初めて作成された。

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