アフガニスタン、東京パラリンピックへの参加断念 空港閉鎖

東京パラリンピックに出場する予定だったアフガニスタンの選手団が、大会への参加を断念した。アフガニスタンでは、反政府武装勢力「タリバン」が政権を掌握した。日本のマスコミが報じた。
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NHKによると、国際パラリンピック委員会(IPC)のスペンス広報部長は、アフガニスタンでは深刻な状況によってすべての空港が閉鎖されており、東京への渡航手段がないため、アフガニスタン選手団が参加を断念したことを明かにした。

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ハフポスト日本版も17日、東京パラリンピックに出場するため今月17日に東京に到着する予定だったアフガニスタンのザキーア・コダダディ選手とホサイン・ラソリ選手が参加できなくなったと報じた。

アフガニスタン選手団では、この2選手が東京パラリンピックに出場する予定だった。

ハフポスト日本版などによると、コダダディ選手はパラリンピックに出場するアフガニスタン初の女性選手になるとみられていた。コダダディ選手はテコンドーに、ラソリ選手は陸上に出場する予定だった。

アフガニスタンでは、米軍のアフガン撤退を背景に、情勢が急激に悪化した。タリバンは主要都市への攻撃を開始し、すべての国境検問所を制圧、15日に大統領府を掌握した。

現在、アフガニスタンの首都カブールで仕事をしているアフガニスタン人の学者が、スプートニクにカブールの現状について語った。

東京パラリンピックは今月24日に開幕する。

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