新型コロナウイルス

新型コロナ完治者の18%が無症状で抗体なし-感染症専門医

新型コロナウイルスが完治した人の18%は無症状で抗体がないという研究結果が、ロシア連邦消費者権利保護・福祉監督庁付属中央科学感染症研究所の副所長でロシア科学アカデミー準会員のアレクサンドル・ガレロフ氏によって発表された。
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新型コロナ感染の1年後も抗体はデルタ株に有効
ロシアの団体「知識」のライブ放映でガレロフ氏は、「ロシア連邦消費者権利監督庁は、非常に興味深いパイロットプロジェクトを26地域で実施した。プロジェクトは昨年夏にスタートし、2ヶ月毎に7万人余の市民に新型コロナウイルスの抗体検査を行った。コロナ完治者の18%は無症状であることが判明した。PCR検査では陰性が示され、彼らにはまったく抗体が確認されなかった」と語った。

同氏は、推奨にもとづき、完治6ヶ月後に新型コロナワクチンの接種を受ける必要があるが、その際、抗体レベルはなんら意味を持たないと強調した。

この間、通信社「スプートニク」は、新型コロナウイルス感染症による無症状は、解明できていない免疫の特性によって説明できると報じている

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