トランプ氏とタリバンの合意で米軍への攻撃は回避=バイデン氏

ジョー・バイデン大統領は反政府武装組織「タリバン」(ロシアでテロ組織に認定、活動禁止)による米軍への攻撃を回避できたのはひとえにドナルド・トランプ元大統領との合意によるものであると表明した。
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バイデン大統領はABC Newsの取材に応じた中で、次のように発言した。

2500人も(軍人が)いるというのに何も発生しませんね、といった発言をよく耳にする。実際のところ、その理由となったのは前大統領が1年間に行った交渉である。それは5月1日までに軍は撤退し、その期間に攻撃は行われないというものだった。これは守られた。従って、何も発生していない。

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バイデン大統領によると、 米国人の国外退去は安全に進んでいるものの、アフガニスタン人の退去には困難が発生しているという。

米軍は8月31日までに撤退を完了させるとしているものの、仮に米国人の国外退去が間に合わない場合は米軍も引き続き駐留を続ける見通し。

バイデン大統領によると、アフガニスタンには1万人から1万5000人の米国人が国外退去を必要としているほか、通訳、または別の形で米軍に協力していた市民で、米軍の撤退後に命の危険にさらされる可能性があるアフガニスタン人の数は5万人から6万5000人と見積もられている。

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