日本政府 タリバンによる新政府の承認を見送りか=加藤官房長官

日本の加藤勝信内閣官房長官は20日、タリバン(ロシアでは活動が禁止されている組織)をアフガニスタンの新しい指導者として承認する可能性について言及を避けた。
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アフガニスタンは麻薬生産を中止へ タリバン報道官
記者会見で加藤氏は、日本はタリバンによる新政権を承認するかという質問に対して、「情勢は不透明であり、現時点で見通しを申し上げる状況にはない」と答え、日本は米国や他の国々と連携し、国益を踏まえて適切に対応すると述べた。

これよりも前、日本政府はカブールにある日本大使館を一時閉鎖した。日本人の大使館員は17日にドバイに退避し、今後はトルコのイスタンブールに臨時事務所を設けて業務を継続するという。

8月15日、テロ組織タリバンがカブールの大統領官邸に自分たちの旗を掲げた。大統領官邸のホールでは、タリバンが勝利を祝っている。タリバンはカブールにある全ての政府機関を掌握した。

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