中国 米国流民主主義を冷たい牛乳になぞらえる

中国外交部(外務省)の華 春瑩公式報道官は20日のブリーフィングで、米国が執拗に押し付ける民主主義は中国国民の胃袋に毎日のように冷たい牛乳を飲めと要求するに等しいことは、最近のアフガニスタンでの出来事が証明していると指摘した。
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アフガニスタン情勢の著しい変化は、外部から押し付けられ、『移植』された民主主義は長続きせず、固定されないことを再度物語っている…。民主主義はバイアスにはなれず、自分以外のことに介入すべきものでもなく、民主主義の固定したモデルなど存在しないということを、こうした事実が証明したのだ」

日本政府 タリバンによる新政府の承認を見送りか=加藤官房長官
華報道官は、同様に中国人の胃袋には毎日の冷たい牛乳の飲用は適しておらず、米国人も食事の箸を使うことには慣れておらず、毎日、ステーキやハンバーガーを食べるためにフォークやナイフを使うわけではないと指摘し、これとまったく同様に民主主義はまず米国でシロップが作られ、それと同じ味のものが全世界に供給されているようなコカ・コーラであってはならないと断言した。

アフガニスタンの状況に関しては、大都市部へのタリバンの攻撃に伴い、この数週間で特に悪化している。15日、メディアや情報筋は、反乱軍がすべての国境地点を支配していると報じていたが、同日夜、武装勢力はカブールに入り、大統領官邸を制圧したと発表した。アフガニスタンのアシュラフ・ガニー大統領は、「大虐殺を防ぐため」に国を離れたと述べた。

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