北朝鮮市民、痩せた金正恩氏の外見について議論することを禁じられる

米ラジオ局ラジオ・フリー・アジア(RFA)は、北朝鮮の指導者・金正恩氏の体重減少をめぐり、地元当局は金氏と北朝鮮市民が新型コロナウイルスのパンデミックで悪化した慢性的な食糧不足に苦しんでいることを示していると主張し、北朝鮮国民に金氏の健康と外見について議論することを禁じたと報じた。
この記事をSputnikで読む

北朝鮮北東部の港湾都市に住む匿名を希望する男性はRFAの取材に「地域の監視所のリーダーたちは、金正恩氏に健康上の問題はないと正式に発表する必要性があることを初めて感じた。同時に市民の多くは、痩せることは金氏にとって有益であり、以前の体型は同氏にとって危険であることに同意した」と語った

北朝鮮当局 金正恩総書記の体重減少を国民の支持向上にどう利用しようと考えたのか?
また平壌の南の沙里院市に住む別の匿名筋は、当局の警告にもかかわらず、一般の人たちは金氏の健康状態悪化について話を続けていると指摘した。匿名筋は「当局は指導者(金氏)の健康に関する情報の拡散を禁止した。

当局によると、金氏は国の仕事が山積みで痩せた。しかし、一般の人たちはまだこの問題を議論している」と語った。

6月初め、金氏の激やせは病気が原因ではないかという噂が流れた。金氏の体重減少については、北朝鮮の国営メディアも報じた。


関連ニュース

コメント