サンゴ礁は半球型をしており、幅10.5メートルで高さは5.3メートルに達する。
サンゴ礁を発見した研究者らは、オーストラリアの先住民「マンバラ」が名付けた名称で「大きなサンゴ」を意味する「ムガ・ダンビ」と名付けた。
研究者らの発表した論文には「ムガ・ダンビ」のようなサンゴ礁は極めて稀で、強いと書かれている。
研究者らはまた、サンゴ礁には「ストレスバンド」といわれる、環境によるストレスを受けた際にできる筋が1877年より定期的に現れていることを発見した。これはサンゴのコロニーがストレスを受ける際にできる。この海域はサンゴ礁が密集していることでよく知られている。石灰また20世紀末から21世紀初めにかけては地球温暖化の影響から、こうしたストレスの筋がより頻繁に現れていることがわかった。
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