古代都市ポンペイで司祭の墓が発見される イタリア

西暦97年に起きたヴェスヴィオ噴火の火山灰に埋もれた古代都市ポンペイに住んでいた男性の墓が、ポンペイ研究プロジェクトのチームによって発見された。
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埋葬されていたのは、60歳の解放奴隷マルクス・ヴェリネリウス・セクンディオ。この男は、公の奴隷からヴィーナスの神殿の管理人となり、後に解放奴隷の組織「アウグスタレス」の一員へ、そして司祭になるという素晴らしい経歴を持っている。

墓のペディメントに固定された大理石の板には、マルクスがギリシャ語で公の場でパフォーマンスしたことについて記されている。

この大理石の板について、ポンペイ考古学公園のガブリエル・ズィクトリーゲル氏は、「ポンペイでギリシャ語によるパフォーマンスが行われていたことを明確に示す初の証拠だ」と強調している

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