アフガニスタン カブール空港48時間閉鎖 押合いで死者も

アフガニスタンのカブール空港は48時間閉鎖される。すでに空港内に集まっている人々の避難を進めるためだという。米国務省の話をもとにKhaama Press通信が報じた。
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同通信によると、空港入口には国外脱出を規模する数千人が集まっているという。

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また英国防省の話をもとにABCテレビが伝えたところによると、アフガニスタン市民の少なくとも7人がカブール空港近くの押し合いで死亡した。

タリバンは、近いうちに状況を改善し、空港からの出国手続きの簡素化を図るつもりであると発表した。

タリバン側は「カブール空港からの出国については、法と秩序を守らなければならない」としている。


タリバンは政府軍への攻勢を強め、アフガニスタン情勢は直近の数週間で急激に悪化した。

タリバンは首都に侵攻し、大統領府を制圧した。アフガニスタンのアシュラフ・ガニー大統領は「大量殺戮阻止」を目的に祖国を離れた。

タリバンの指導者は8月16日に戦争終結を宣言し、国家統治に関する形態を近く公表するとした。現時点でアフガニスタンでは全ての国境がタリバンの管理下に入っている。

外国人スタッフや外国使節団に協力していたアフガニスタン人は首都の空港から国外退避を進めている。この空港は、米軍及び北大西洋条約機構(NATO)の部隊が防衛している。

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