ファイザーのワクチンは今まで緊急使用許可した得られていなかったが、これにより16歳以上に使用できるワクチンとして正式に承認された。
ニューヨーク・タイムズ紙の報道によれば、米国の企業の多くはこの事態を予期しており、社員に対し、ファイザーのワクチンがFDAに承認された場合は勤務を続けるためにワクチン接種証明書の提出が必要になるとに警告していた。
ニューヨークタイムズ紙は、バイデン米大統領の政権は今回の承認が現在、米国内に8500万人にのぼるとされる未接種の市民の疑念を払拭し、ワクチン接種に拍車をかけると期待していると報じている。
これにより、ファイザーが安全データを収集している12歳から15歳までの児童に対しては、依然として緊急使用が認められることになる。データ収集にはさらに数ヶ月要されるものと見られている。
FDAは先に、免疫不全の市民に対するファイザー社とモデルナ社のワクチンの3回目の接種(ブースター接種)の緊急使用を承認している。
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