米副大統領のベトナム訪問、「ハバナ症候群」への懸念により遅延=ホワイトハウス

米ホワイトハウスは24日、ベトナムの首都ハノイ駐在の米外交官に「ハバナ症候群」が生じた模様であることが原因で、カマラ・ハリス副大統領のベトナム訪問が遅延したと発表した。
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ホワイトハウスのジェン・サキ報道官は「我々は『ハバナ症候群』が生じたという報告について真剣に受け止めている」と述べた。

ベトナムの米国大使館は、首都ハノイでの「異常な健康事案」に関する情報を受け、ハリス氏は3時間遅れでシンガポールからベトナムへ出発したと発表した。NBCニュースは匿名の情報源を引用し、「ハバナ症候群」の疑いのため、ハノイ駐在の米外交官少なくとも2人がベトナムから近く出国すると報じた

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「ハバナ症候群」は、2016年と2017年にキューバ、2018年に中国で、米外交官の間で報告された。外交官らは異音を耳にし、長期的な健康被害を引き起こしたとされている。

米メディアでは時折、「音響攻撃」を行なったとしてロシアに対する非難が聞こえてきたが、ロシア外務省は「完全に馬鹿げたおかしな中傷だ」としている。

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