WSJ:米諜報機関、新型コロナ起源の報告書をバイデン大統領に提出

米国の諜報機関は新型コロナウイルスの起源に関する報告書をバイデン大統領に提出したが、明確な結論にはいたらなかった。ワシントンポスト紙が関係者の話として報じている。
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関係者2人の話によると、この病原体が自然の過程で動物からヒトへ「飛び越えた」のか、あるいは中国の研究所から「脱走した」のかについて、報告書の作成者は具体的な結論にはたどり着かなかったという。

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米ホワイトハウスは今年5月、新型コロナウイルス蔓延は科学研究所の事故を発端とする説は除外されていないとするリリースを発表した。その中でバイデン大統領の言葉として、米国諜報機関は「2つのシナリオをめぐり一致団結したが、最終的な結論にはいたっていない」との見方を紹介した。

バイデン大統領はその際、自国の諜報機関に対し「最終的結論に近づけるような情報の収集と分析に力を倍増し」、90日以内に結果について報告するよう求めた。

中国外務省は24日、新型コロナウイルス起源について問題の政治化をやめるよう米国に呼びかけ、米国は新型コロナの感染者および死者で世界1位であることも念押しした。


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