プレスリリースでは、バイデン大統領が「ルイジアナ州で大規模な自然災害が発生したことを宣言し、ハリケーン『アイダ』で被害を受けた地方政府の復興活動を補完するため、連邦政府による支援を命じた」と記されている。
さらにプレスリリースでは、「支援内容は、仮設住宅や家屋の修繕のための補助金、保険をかけていない財産の損失をカバーするための低金利ローン、個人や事業主の災害復興を支援するためのプログラムなどがある」と述べられている。
29日未明、大西洋で発生したハリケーン「アイダ」がルイジアナ州のメキシコ湾岸に到達した。これにより、現地では約100万軒が停電している。
29日にルイジアナ州を襲ったハリケーン「アイダ」。このハリケーンの強さは、29日夕方までに最大レベルの「カテゴリー5」から「カテゴリー3」にまで弱まった。しかし、米国立ハリケーン・ウォッチ・センターによると、同州では「壊滅的な状況」が続いている。ニューオーリンズを含むルイジアナ州南東部では、洪水が発生する恐れがある。
ハリケーン「アイダ」は、北西方向に時速約16キロメートルで進んでいる。米アラバマ州、ミシシッピ州、フロリダ州では竜巻が発生する恐れがあると発表されている。
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