スイスの物理学者で研究チームの責任者であるジャン・ピエール・ウォルフ氏は、「私たちは雷雲の負荷を除去することでその電圧を引き下げようとしています。それによって将来的に周辺への落雷を予防します」と説明した。同氏によれば、今日、使用されている避雷針は、どの高さに設営されているかに関わりなく、比較的に狭い範囲を防御する。スイスの研究者らは、ハイテクレーザー避雷針は、遥かに広範囲を落雷から守ることが可能となると見込んでいる。
通信社「スプートニク」によれば、今日、落雷により世界中で多くの人が命を落とす事態が続いているという。今年8月にバングラデシュで結婚式に雷が落ち、1度に16人が亡くなるという事態が発生している。
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