同気象台は富士山の初冠雪を毎年目視で確認しているが、山頂の日平均気温が最高となった日を過ぎた後、雪などが観測されることが条件となっている。
今年は8月4日に平均気温9.2度を観測。その後いずれも気温が下回ったため、9.2度を最高値として確定し、9月7日に確認された冠雪を初冠雪として発表した。平年より25日、昨年より21日早い記録だった。
しかし20日、平均気温が10.3度となったため、発表した初冠雪を規定上取り消すことになった。2009年以降、初冠雪記録の取り消しはなかった。
今後、雪などが確認された日が初冠雪になるという。
同気象台は「今年は山頂の気温の変動が激しいため、最高値を確定する判断が難しい」とコメントしている。
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