心理学者がアドバイス 運転中に聞かない方がいい音楽

英国の心理学者は、さまざまなタイプの音楽が自動車のドライバーの判断にどう影響を及ぼすかについて明らかにした。実験結果が雑誌『Transportation Research』に発表された。
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実験には34人の成人ボランティアが協力した。研究者らは協力者に運転のシュミレーションを行わせた。このシュミレーションには市内の通りのシュミレートがプログラムされており、参加者には規定のルートを走行するよう求められた。
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実験の中で研究者らは、どの音もドライバーの判断にほとんど影響を与えないとの結論に至った。しかし、研究者らは、大音量の音楽または歌詞のある曲を聞くことが、歌詞のない静かなメロディーを聞くよりも感情的な興奮をハイレベルに引き上げることを発見した。そのため、研究者らはドライバーに対し、ストレスの多い市内環境での運転では自身の精神的状態を落ち着かせるために穏やかなインストルメントの曲を聞くようアドバイスしている。
通信社「スプートニク」は以前、研究者らが、多くの人々のメンタルヘルスに対する新型コロナウイルスの否定的な影響を明らかにしたことを報じている。
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