高地で暮らす有益な効果が明らかに

エクアドルの研究チームは、海抜の高い地域で暮らす人は、脳卒中の発症リスクや脳卒中による死亡リスクが低いことを明かにした。この有益な効果は、標高2000~3500メートルの地域で暮らす人に最も顕著にみられた。Frontiers in Physiology誌に研究論文が掲載された。
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座りっぱなしの生活は、脳卒中の発症リスクを4〜7倍高める
研究チームは、脳卒中に対するこのような恒常性は、高地に適応した人の脳の血管ネットワークがより発達しているからだと考えている。
一方、標高3500メートル以上では、高地で暮らすことによるこのプラスの効果がなくなったという。研究チームはこれについて、過度の低酸素症によって血栓形成が促進される可能性があるからだと説明している。
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