会談では、懸案となっている平和条約締結と領土問題での交渉で意見が交わされ、また、首脳会談の実現に意欲が示されたという。
両首脳は安倍元総理大臣とプーチン大統領による2018年のシンガポール合意を含め、これまでの両国間の諸合意を踏まえ、交渉を継続していくことを確認した。
岸田首相とプーチン大統領の電話会談は、日本時間の午後5時半ごろから、およそ25分間行われた。
ロシアのドミトリー・ぺスコフ大統領報道官によれば、ウラジーミル・プーチン大統領は自身の誕生日に日本の岸田文雄新首相と会談を行い、非常に重要なポストへの就任を祝福したという。
会談後、岸田首相は記者団に対し、プーチン大統領との会談を重ね日ロ関係全体を前に進めるたいと抱負を語った。また、北方4島の帰属の問題を明らかにして平和条約を締結するという政府方針を改めて強調した。
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