月へのフライト用オートバイ ロシア人アーテイストのデッサンをベースにドイツで創作

月へのフライト用電動オートバイのコンセプトをドイツ企業「Hookie」が創作した。
この記事をSputnikで読む
サイト「Motorrad」によれば、ドレスデンのエンジニア、ニコ・フォン・フキ氏は、ネットでロシア人アーティスト、アンドレイ・ファビシェススキー氏のデッサンを目にし、研究用の図案として採用することを決めた。
月用オートバイのプロトタイプは、「Hookie Tardigrade」と命名された。電動バイクは微視的無脊椎緩歩動物にちなんで名付けられた。これらは信じ難い活力が特徴で、宇宙の真空や極寒・高温、また、強力な放射線の影響に耐えることができる。
ニコ・フォン・フキ氏は、多くの軽量化されたテクノロジーを利用している。「Hookie Tardigrade」のタイヤは、カーボンファイバーから製造されており、スペアパーツは3Dプリンターでの作製が可能。また、このバイクはアルミフレームで形成される。
​「Hookie Tardigrade」は、10月中旬にロサンゼルスのピーターセン自動車博物館で開催される展示会『ADV:Overland』でデビューすることになる。バイクの実地テストは、ドイツに戻った後に計画されている。
関連ニュース
コメント