カリフォルニア大学サンタバーバラ校とペンシルベニア大学の研究チームは、オンライン調査を実施し、ミームを見ることが感情、不安、新型コロナウイルスのパンデミックに関連する情報の処理に影響するかどうかを調査した。調査には748人が参加した。
参加者は、(パンデミックに関連するかどうかにかかわらず)同じオプションやかわいらしさのレベル、キャプションを持つ3つのミームのうちいずれかを見て、どの程度面白かったかを評価し、不安やポジティブな感情、また画像を見て新型コロナウイルス感染症に関連した問題について考えさせられたかどうかを報告した。
結果、新型コロナウイルス感染症をテーマにしたミームを見た人は、コロナと関連性のないミームを見た人よりもストレスレベルが低かったことがわかった。
またこのような人たちは、ミームの内容についてより頻繁に考え、パンデミック時のストレスに強いという自信を持っていたという。
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