メヒア次官によれば、犯罪組織の児童リクルーターらは報奨金をエサに、ユーザーに軍部や警察の活動を監視するよう提案している。犯罪者らはFree Fire、 Call of Duty、 Gears of War Grand Theft Auto Vといったゲームを通じて未成年児童と接触を図っていた。 犯罪者らは若いプレーヤーやSNSユーザーを装い、犠牲者と接触を図り、その後、 TikTokまたはInstagramで交際を深めていた。
メヒア次官は「児童とのコンタクトは常に、子どもの親たちが職場にいる時間帯を狙ってとられている」と語っている。
メヒア次官は、Free Fireゲームを通じて組織に雇われた3人の児童がいかにして救出されたかを明かした。1人の児童に割り当てられた「ハヤブサ」という役は警察の通信の波長を盗聴し、その内容を伝える作業で、月800ドル近くの報酬が約束された。子どもは同意し、ほかに友達を2人引き込んだ。こうした誘いは子どもを釣る罠で、結果的に子どもらは隣町に連れていかれ、治安維持機関が発見するまで2か月間にわたって監禁状態に置かれていた。
関連ニュース