英ジョンソン首相、改修後のブリーフィングルームで「007」最新作を鑑賞

英国のボリス・ジョンソン首相は、260万ポンド(およそ4億583万円)を費やして改修した内閣府のブリーフィングルームで、映画「007」の最新作「ノー・タイム・トゥ・ダイ」を鑑賞した。スカイニュースが伝えた。
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報道によれば、「ノー・タイム・トゥ・ダイ」の上映は、ダイニング街9番地にあるブリーフィングルームで、21日、執務終了後に行われ、ジョンソン首相のほかにも政府の職員らが鑑賞した。この映画上映のため、21日、22日のブリ ーフィング会見はダウニング街10の建物で行われたとのこと。
首相報道官によれば、ジョンソン首相は映画製作会社の代表らに対し、「007」の新作が無事に完成したことに祝辞を述べ、これは英国の映画産業の代表者らの才能を証明していると賞賛した。
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今回の上映機材の設置に対する費用は、これまで同様、製作に携わった映画会社が負担した。
これまで、重大な事件についての対応を協議するのに使用されていたブリーフィングルームの改修工事には260万ポンド(およそ4億583万円)が費やされた。
改修は、この部屋をテレビのためのブリーフィング会見で使用することを目的に行われた。この改修工事について、野党は「無意味な工事」だと批判し、費やされた資金は医療関係者の賃金増加に充てるべきだったと主張している。改修後、部屋は主に、新型コロナウイルスに関する閣僚らの記者会見に使われている。
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