広島県警によると竹森容疑者は2001年2月、福山市明王台の自宅にいた主婦(当時35)を刃物で刺し、殺害した疑いが持たれている。現場に残っていた血痕や遺留品から竹森容疑者の関与が浮上した。
竹森容疑者は事件後も福山市内で暮らしていたという。
調べに対し竹森容疑者は「記憶にない」と供述しており、容疑を否認。また、被害者と面識はなかったとみられており、県警は動機などを詳しく捜査する。
事件発生当時、殺人罪の時効は15年と定められていたが、2010年に刑事訴訟法が改正され時効が撤廃されたことを受け、捜査が続けられていた。