ラ・パルマ島の火山噴火はすでに1月以上も収まっておらず、その影響で地震が絶え間なく発生している。26日も島ではマグニチュード4.2の地震が発生している。
ゴメラ島のカシミロ・クルベロ知事はラジオFaycan局からの取材に「(爆弾を)運べる飛行機があれば、ボン!と投下し、溶岩を一つの方角に流出できるのだが。まぁ、私は馬鹿げたことを言っているのかもしれないが」と語った。
クルベロ知事は「これが雨水用のプールだとして、水はどこかに向かって流れているとしよう。その流れを我々は速くしたいんだ」と述べ、「小型爆弾」を投下して「盾の一部を破壊」すれば、「全部いっぺんに流れ出る」との見解を示した。
カナリア諸島、ラパルマ島の火山の噴火は、9月19日に発生。溶岩は数百メートルの高さにまで噴き上がり、溶岩流は放牧地や小さな村がある山の麓に流れ出した。現在、7000人を超す市民が避難している。
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