ラ・パルマ島 噴火活動開始以来最も強い地震が発生 スペイン

ラ・パルマ島(スペイン・カナリア諸島)で3日、マグニチュード5.0の地震が発生した。スペインのナショナルジオグラフィック研究所がウェブサイトで発表している。今回の地震は、9月にラ・パルマ島で地震活動が始まって以来、最も強い規模のもの。
この記事をSputnikで読む
地震は、ラ・パルマ島で協定世界時7時27分(日本時間16時27分)に発生した。震源地は、ビージャ・デ・マソの南西。震源の深さは35キロ。
溶岩流止まないラ・パルマ島 カナリア諸島のラ・ゴメラ島知事が火口に爆弾投下を提案
カナリア諸島、ラパルマ島の火山の噴火は、9月19日に発生。溶岩は数百メートルの高さにまで噴き上がり、溶岩流は放牧地や小さな村がある山の麓に流れ出した。現在、7000人を超す市民が避難している。
流れ出た溶岩は土地を覆い、その規模は900ヘクタールを超えた。この1ヶ月半の間で、島では何万回もの地震が観測されており、専門家らは地震活動がさらに強くなると予測している。
関連ニュース
カナリア諸島の噴火で新山が出現の可能性 専門家
ギリシャ・クレタ島 地震の影響で教会崩壊
コメント