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シェルバコワ、四回転ルッツをコーチに封印される

世界王者のアンナ・シェルバコワ選手はイタリアのトリノで開催されたグランプリシリーズ(GP)第3戦のフリースケーティング(FS)で4回転フリップと4回転ルッツを予定していたものの、安定した滑りを優先した結果、コーチに4回転ルッツを封印されたことを明らかにした。
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シェルバコワ選手はFSで4回転フリップを披露し、2位と10ポイント以上の差をつけ、総合236.78ポイントで金メダルを獲得した
FS後の会見でシェルバコワ選手は次のようにコメントした。
今日は昨日よりも自分の演技に満足しています。でもこれは私の最大限ではありません。「フルスタリヌィ」(練習スタジアム)のトレーニングでは4回転フリップも飛んでいました。ここに来て、トレーニングでも調子がとても上がっていたので、フリップもほとんどノーミスでしたし、ルッツもよかったです。もっと4回転を入れたかったですし、フリップだけの滑りには満足していませんでしたが、コーチに止められました。まずは良いフリップと安定した滑りを見せ、それから先へ進もうということになりました。
今シーズン、シェルバコワ選手が4回転ジャンプを見せるのはこれが初めて。シーズン休みの間に怪我があったことから、シーズン最初の大会では4回転ジャンプを封印していた。また、ブタペストの大会では4回転ジャンプに失敗していた。
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またFSの衣装変更について質問を受けると、前の衣装は大急ぎで作ったことから納得のいくものではなかったと回答した。新しい衣裳には選手自ら要望を出すなどして完成させたとのこと。
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