世界チャンピオンのシェルバコワはFSで自己最高成績を達成。4回転フリップをはじめとするすべてのジャンプを一点のミスもなく跳んで技術で92.26点を獲得し、165.05点を達成した。シェルバコワは総合で236.78点をマークし堂々の金に輝いた。
シェルバコワのこれまでのFS最高点は2019年のGPファイナルの162.65点。
2位のロシアのフロミフはFSで154.31点を獲得し、総合は226.35点。昨日のSPで首位を占め、驚きを呼んだ ベルギーのヘンドリックス は、FSは145.53点で総合219.05点で3位。23歳のベルギーのヘンドリックスは、昨シーズンの世界選手権も5位で、 これまで表彰台にほとんど姿を見せたことがなかった。FSのスコアが発表され、銅メダルが確定すると、感動のあまり泣き崩れた。
日本勢も健闘を見せた。前日のSPで5位だった日本の三原 舞依(22)は総合で214.95点で4位に、SPで4位だった の宮原知子(23) は三原に逆転され、209.57点で5位を占めた。
GPイタリアグランプリ2021にはロシアからは3人の女子が参加。 3人目のソフィア・サモドゥロワ(19)は総合180.59点で7位に入り、9位だった前日のSPの結果を盛り返した。
GPイタリアグランプリ2021は11月5日から7日まで開催されている。
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