ヴィーガン(完全菜食主義者)など動物福祉や環境問題に関心を持つ消費者が増え、代替肉が急速に普及していることから、Redefine Meat社はかねてから代替肉専用の3Dプリンターの発売を計画していた。
これまで代替肉はミンチ状のものが主流だったことから、ホールカットの開発について同社は「究極の目的を達成した」としている。「New meat」と称されたこれらの代替肉を使用した料理は、英国の著名シェフのマルコ・ピエール・ホワイト氏の設立したレストランや、オランダのミシュラン星付きレストランなどで提供される予定。
なお同社の製品は、拠点のテルアビブでは既に約150のレストランや施設で提供されており、同社は今後、米国やアジアでの販売も視野に入れているという。