マクロン大統領は18日、ポーランドのアンジェイ・ドゥダ大統領、及びマテウシュ・モラヴェツキ首相と電話会談を行った。両国首脳らは会談の中で、ポーランドとベラルーシの国境で生じている情勢について検討を行った。エリゼ宮殿のコミュニケには、次のように記されている。
共和国大統領は欧州がアレクサンドル・ルカシェンコに圧力を行使し、これにより多くの人々の命を危険にさらしているこの手段について終止符を打つ必要性を指摘した。大統領は発生国、トランジット国、及び航空会社との連携を継続することで、これらの移動を阻止し、難民申請を行う権利がない人々の帰還を実現するよう呼びかけている。
また、マクロン大統領は国境付近の移民に人道支援を行う必要性も指摘した。
マクロン大統領は15日、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領と電話会談を行った中で、移民危機の緊張緩和に向けて連携することで合意した。その関係でマクロン大統領は「アレクサンドル・ルカシェンコ氏に影響を行使」するよう、プーチン大統領に要請していた。
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