米フロリダ州スクリプス研究所は2018年、極度の鬱症状の患者の前頭前皮質の中に稀に見る高濃度の受容体GPR158が存在していることを発見した。スクリプス研究所でこれを発見した科学者らは、米国、英国、インドの大学、研究所と合同でこの受容体の原子レベルでの構造を調べた。研究者らはこの研究でGPR158をブロックすることで将来、うつ病や様々な神経障害の治療方法の開発につながると考えている。関連ニュース