著者であるユージン・ルーマー氏とアンドリュー・S・ワイス氏は、プーチン大統領はその就任期間においてほとんどの全てのことをやり遂げ、重要な分野でロシアの地位を強化することができた、としている。
著者によると、プーチン大統領は軍を近代化し、国際市場における燃料貿易を改善し、自国周辺に友好国の輪を形成した。そして欧米パートナーに、NATOに残されたのは東方拡大を諦めるということだけだと理解せしめた、としている。
「プーチン大統領はロシアが弱体国家であるという欧米のナラティブ、国際舞台でふさわしい地位を占める能力について依然として残る懐疑論を吹き飛ばした。プーチン氏は、より強力な国家にプーチン氏の条件で取引させるスキルを持っている」と結んだ。
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