現在、クワッドコプターは、民間ドローンでもっとも人気のタイプとなっている。通常、同機には4つの電気モーターと同数のプロペラが搭載されている。同社のスタッフは、根本的に新しいドローンを開発し、ローターをマイクロタービンのジェットエンジンに置き換えた。さらにこのエンジンは、特殊ボディーで確実に保護され、推力偏向システムを備えている。これにより、エンジンのノズルはそれぞれ単独で前後に回転する。また、同機の総出力は149キロワットとなる。
新型ドローン「AB6」の離陸可能な最大重量は60キロで、そのうち20キロは燃料タンクが占める。AB6機は垂直に離陸し、着陸には1.2メートル×0.9メートルの敷地があれば十分となる。同機の最大飛行距離は150キロにのぼり、その水平飛行スピードは時速400キロに達する。同機は、予定ルートに沿って自動飛行し、最大50キロの距離でリモート操作が可能となる。
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