女子シングルの優勝候補は、ロシアのカミラ・ワリエワ選手(15)だ。ワリエワは第2戦・カナダ大会を制し、15ポイントを獲得。ロシア大会では、ワリエワは同じくロシアのエリザベータ・トゥクタミシェワ選手(13ポイント)、マイア・フロミフ選手(13ポイント)、ベルギーのルナ・ヘンドリックス選手(11ポイント)と競い合うことになる。
第5戦までの結果から、ロシアのアンナ・シェルバコワ選手(17)がグランプリファイナルに進出することは間違いない。シェルバコワはイタリア大会、フランス大会で優勝し、30ポイントを獲得した。
第5戦を終えた状況での上位6人は
1位はアンナ・シェルバコワ(ロシア)で30ポイント獲得。
2位は坂本花織(日本)で24ポイント獲得。
3位はアリョーナ・コストルナヤ(ロシア)で24ポイント獲得。
坂本選手と同点だが、坂本選手はNHK杯で優勝しているため、コストルナヤは下位になる。
4位はユ・ヨン(韓国) で22ポイント獲得。
5位は三原舞依(日本)で18ポイント獲得。
6位は樋口若葉(日本)で16ポイント獲得。
一方、男子シングルでは優勝候補の日本の羽生結弦選手(26)が怪我でグランプリシリーズを離脱し、出場予定だったロシア大会を欠場することになった。羽生を応援するファンにとっては非常に残念なことになったが、ライバルにとっては大きな救いとなった。第6戦・ロシア大会では、イタリアのマッテオ・リッツォ選手(7ポイント)、ロシアのミハイル・コリヤダ選手(13ポイント)とエフゲニー・セメネンコ選手(11ポイント)が火花を散らすことになる。
第5戦を終えた状況での上位6人は
1位は鍵山優真(日本)で30ポイント獲得。
2位と3位は 宇野昌磨(日本)とヴィンセント・ジョウ(米国)で28ポイント獲得。
4位はネイサン・チェン(米国)で26ポイント獲得。
5位はジェイソン・ブラウン(米国)で 24ポイント獲得。
6位は佐藤俊(日本)で22ポイント獲得。
第6戦・ロシア大会のペアでは、ロシアのアナスタシア・ミシナ/アレクサンドル・ガリアモフ(15ポイント)、ダリア・パブリュチェンコ/デニス・ホディキン(13ポイント)とイタリアのニコル・デラ・モニカ/マッテオ・グアリーゼ(9ポイント)が激突する。
第5戦を終えた状況での上位6組は
1位はウォンジン・スイ/ツォン・ハン(中国)で30ポイント獲得。
2位はエフゲニア・タラソワ/ウラジミール・モロゾフ(ロシア)で28ポイント獲得。
3位はアレクサンドラ・ボイコワ/ドミトリー・コズロフスキー(ロシア)で26ポイント獲得。
4位は三浦璃来/木原龍一(日本)で24ポイント獲得。
5位はユリア・アルテミエワ/ミハイル・ナザリチェフ(ロシア)で24ポイント獲得。
6位はアレクサ・クニエリム/ブランドン・フレイジャー(米国)で20ポイント獲得。
第6戦・ロシア大会のアイスダンスでは、ロシアのヴィクトリア・シニツィナ/ニキータ・カツァラポフ(15ポイント)、イタリアのシャルレーヌ・ギニャール/マルコ・ファブリ(13ポイント)、カナダのロランス・フルニエ・ブードリ/ニコライ・ソレンセン(11ポイント)の3組がしのぎを削ることになる。
第5戦を終えた状況での上位6組は
1位はガブリエラ・パパダキス/ギョーム・シゼロン(フランス)で30ポイント獲得。
2位はマディソン・ハベル/ザカリー・ドノヒュー(米国)で 28ポイント獲得。
3位はパイパー・ギレス/ポウル・ポワリエ(カナダ)で28ポイント獲得。
4位はマディソン・チョック/エヴァン・ベイツ(米国)で26ポイント獲得。
5位はアレクサンドラ・ステパノワ/イワン・ブキン(ロシア)で22ポイント獲得。
6位はオリヴィア・スマート/アドリアン・ディアス(スペイン)で20ポイント獲得。
各種目の上位6人と6組が、グランプリファイナルに進出する。同大会は12月9日から12日まで大阪で開催される。