プーチン大統領は「ワクチン接種からちょうど6カ月後に私の防御力価が低下し、専門家たちから追加接種を行うことを勧められ、私はそうした」と説明した。
プーチン大統領は経鼻ワクチンについて「それは同じ注射器だが、液体の代わりに、彼(医者)は粉末を吸引し、3つ数えたら息を吸うように言った。(鼻の穴の)片方に噴射し、もう片方にも(噴射した)。その後、15分間(様子を見るために)座っていた。そして、これですべてが終わった」と語った。
またプーチン大統領は、その後、不快感などは一切なく、記者会見当日にはスポーツをしたことを明かにした。
プーチン氏は、3月23日に1回目のワクチン接種を、4月14日に2回目の接種を受けた。プーチン氏は当初、ワクチンの種類を明らかにしていなかったが、その後、ロシア製新型コロナウイルスワクチン「スプートニクV」を接種したことを明かにした。
ロシアで開発された新型コロナウイルスワクチン「スプートニクV」の経鼻噴霧タイプの臨床試験については、すでに今年2月の時点で報じられていた。