新型コロナウイルス

新型コロナ治療薬モルヌピラビル、入院リスク低減率はわずか30%

米製薬大手メルク・アンド・カンパニー(Merck & Co)は、試験中の新型コロナウイルス薬モルヌピラビルについて、更新された試験結果は当初発表されたものより低い効果を示したことを報告した。ロイター通信が報じている。
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モルヌピラビルと名付けられた新型コロナ薬の入院および死亡低減率は、1433人が参加した治験では30%だったことが明らかになった。同社が以前、775人を対象に行った試験では同低減率は50%だった。
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同社は中間データが得られた時点で、FDA(米国食品医薬品局)に同薬の緊急使用について承認申請を行っている。英国は同薬を世界で初めて承認した。
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