新型コロナウイルス

新たな変異株が「オミクロン」と命名された理由が明らかに

ニューヨーク・ポストは、新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」について、世界保健機関(WHO)がギリシャ文字を2文字飛ばして命名した理由について説明した。
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ニューヨーク・ポストによると、順番では、直近のミュー株の後に、「ニュー」(英語表記nu)「クサイ」(xi)と続くはずだったが、WHOは、特定の問題に直面するリスクがあるとして、この2文字を飛ばすことを決めた。英国のジャーナリスト、ポール・ヌキ氏によると、「ニュー」は英単語の「new」と混同しやすく、「クサイ」は「地域のスティグマ」を避けるために飛ばされたという。これは、中国の習近平国家主席の「習」の英語表記が「xi」であることと関係している可能性があるとみられている。
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WHO、新たな変異株を「懸念される変異株」に指定
米国のテッド・クルーズ上院議員も同じような見解を示し、WHOのこのようなアプローチを批判した。クルーズ氏はツイッターに「WHOが中国共産党をこれほど恐れているならば、中国共産党が次に壊滅的な世界的大流行を隠そうとするとき、WHOが彼らに責任を求めるということをどうやって信じることができるというのか?」と投稿した。
ニューヨーク・ポストは、WHOのマーガレット・ハリス報道官の説明を含むコメントも引用した。ハリス氏によると、「ニュー」は実際に英単語の「new」と発音が似ているため避けたが、「クサイ」は一般的な人名であり、混乱が生じる可能性があるため飛ばされたという。
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