肥料不足で世界の最貧国に飢餓のおそれ

世界的な肥料不足は、世界の最貧国で食料不足や飢餓を引き起こすおそれがある。ノルウェーの肥料メーカー「ヤラ・インターナショナル」のスヴェイン・トーレ・ホルセザーCEOが、BBCのインタビューで語った。
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ホルセザー氏によると、世界の肥料市場では現在、不足が見られている。多くの肥料に含まれるアンモニアの製造にはガスが使用されており、ガス価格の高騰により、肥料そのもののコストが上昇している。
ホルセザー氏は、肥料の生産量の減少は、農民が以前ほど効率的に作物を栽培することができなくなることを意味し、食料不足につながると指摘した。
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これに関連し、ホルセザー氏は、飢餓が大量に起こることを回避するため、国連世界食糧計画(WFP)に支援と資金提供を呼びかけた。
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